No.002 退職金の使い道どうします?退職者限定の定期預金で7%!?
自分の銀行口座に振り込まれた退職金。「いきなり投資するのも危険なので定期預金にしておこう!」なんて思っていたところに退職金限定のキャンペーン金利7%よく見ると・・
早期退職したとき、もらったお金はどうしたの?
2013年ごろだったかな。退職金のキャンペーンの金利に目がいったね。
何パーセントだったの?
君は1000%!とカルロス君※が言ってた。
年利1000%って10倍?ブラジルの銀行?詐欺じゃない?
大金は勉強してから使い道を決めよう!
- 退職者限定キャンペーンの正体
- とりあえず3か月の定期預金だけ
- 真面目な銀行員が勧める投資信託だから間違いない⁉
私の場合、退職金をすぐに受け取る分と60歳になってから企業年金としてもらう分とに分けました。
その割合は自分で決めるのですが税金の損得とか当時はよくわかりませんでした。(今も)
2013年当時、いろいろな銀行が退職金キャンペーンで定期預金金利を6%前後でやっていたように思います。
でもその正体は半分投資信託を買った場合で、残りの半分の現金については3か月間だけの金利だったりします。
現金だけだと1%程度だったでしょうか。私はそちらに3か月間だけ預けました。
3つの銀行で順にそれを繰り返し9か月間その金利をゲットする人もいたようです。
投資信託50%定期預金50%で申し込んだ場合に、
3か月後に満期となった残りの現金も投資信託買った人もいるのでしょうね。
もしくは、窓口で説明を聞いて「最初から全額投資信託に」なんていうかたもいらっしゃるかもしれません。
これまでに私はニュースで「おやじの退職金が半分になってしまった」と嘆いている息子さんの話とか、良心の呵責に耐えかねて辞めた銀行員の話をTVで見たような記憶があります。
「真面目な銀行員が悪いものを勧めないだろう!」ということで言われるがままに何度も解約と購入を繰り返すうちに退職金が半分ぐらいに減ってしまった人。
上司からの命令で、手数料の高い投資信託を購入させ、成績がよくないからまた別のものを買わせることを繰り返すのが嫌になった銀行員。
どちらも悲惨な話です。
もちろん、一部の悪意のある銀行や担当者に当たってしまった場合の話で、すべての銀行や退職金を優遇したプランが悪いわけではありません。
私も、銀行の窓口で手数料有の投資信託を買ったことがあります。
住宅ローンの借り換えのときに金利を優遇する条件として、投資信託を100万円分買ったのです。
毎月分配金がもらえるタイプのもので、これまでに受け取った分配金は住宅ローン返済に少し貢献してくれています。
今もほったらかしにしてあって、元本は70万円台に減ってますがトータルリターン(受けった金額も含めた損益)は現時点までプラスです。
「儲かる話はほとんど詐欺だよ」という私の友人Aが、投資信託の話にも耳をかさないのは、悪いニュースなどを見たことがあるからなのかもしれませんね。
銀行の窓口で勧められる投資信託は、アクティブファンドという種類のもので、購入のたびに2~3%手数料が必要なもが多いのだと思います。
日経平均やアメリカの株価指数に連動するものはインデックスファンドといって手数料がタダのものが多いです。
アクティブファンドは利益追求型のものが多くインデックスファンドよりリターン(利益)の大きいものがあるのですが、6割~9割はインデックスファンドより劣るという話もあります。(比較する期間や比較する方法にもよります)
アクティブファンドは直近の実績だけでなく過去や投資している内容を自分で吟味して、良いものを選ぶことが肝心と言えます。
3%の手数料が必要な場合は、買った時点で3%マイナスから始まってしまうのですから、元をとるにも時間が余分にかかりますね。
現在は、手数料が3%に設定されている投資信託でも手数料がタダで購入できる銀行や証券会社があります。
当時、「投資信託は手数料がかかって損する」程度の知識しかなかった私は、とりあえず、投資信託は買わずに、現金だけ3か月の定期預金に預けたのでした。
※オメガトライブでボーカルをやっていたカルロス・トシキさんは、その後農業を学びニンニク栽培の事業で成功されているそうです。
財産は日本にいたころよりも1000%以上増えているのでしょうね(笑)
★私のブログの内容は、主に私の記憶が元になっていて、出来事の年月日、言葉の定義、数値、金額など曖昧で間違った内容が多々あると思います。なにかに投資される場合は、記事の内容をうのみにせずご自分で調査をして自己責任で実施されますようお願いいたします。
投稿日:2024.03.01