No.004 退職~単身赴任生活の終了 その2
(前回からのつづき)
退去日は6月1日に決めた。
その前日までに家にあるものを片付けて掃除や補修まで済ませないといけない。
②荷物の処分
自宅に持っていくものは最終的に自分の奥さんに見てもらったほうが良いと考えた。
仕分けや市の施設への搬入も手伝ってほしいので、退去2日前に応援にきてもらうことにした。
②-1 荷物の行先
・PCや周辺機器、趣味で使う工具、本と雑誌、その他少量を自宅に持って帰ることにした。
・エアコン
3年ほど使用。ネットで調べると5,000円ぐらいになりそう。
自宅に持って帰る場合、取外し→輸送→取付に費用かかる。
故障するリスクもあるので、売ることに。
念のため不動産屋に買取できないか確認したら不可。置いていくと撤去料発生する。
・冷蔵庫、電子レンジ、オーブンレンジは東京で暮らしている20才ぐらい年下のいとこに
5月30日に送ることにした。
冷蔵庫は宅配便では扱わないサイズなので、ヤマトホームコンビニエンスにお願いした。
家の中まで取りに来て梱包もしてくれる。
・買取業者の見積もり(退去3週間程前)
エアコンと電気製品や家財道具を業者に見積もりしてらった。
エアコン、除湿器、ガスレンジは値段がつき洗濯機は費用発生。
その他買取価格はつかないが引取り可能品多数、当日に言えば引取ってくれることに。
洗濯機の処分費用は市の指定業者のほうが安そうだったが、めんどうなので
買取業者にお願いした。
結果、こちらが3,000円ほど支払うということで、話がまとまった。
・誰かにあげる
問題なく使えるもはたくさんあったので、画像付のリストを作成して
会社の同僚たちに「欲しいものがあればどうぞ」と、メールを出した。
結果、本棚として使っていたカラーBOX1個と掃除機の2点だけ申し込みあった。
・退去1週間前
土曜日のみ開設されている燃えないゴミの収集場所に自家用車で行った。
この市は分別ルールがかなり細分化されていて、微妙なものは会場で係の人にきいた。
本:半分以上捨てた。
衣類:ズボンやシャツ、普段着をひもで縛って高さ50cmぐらいのものが5個ぐらい
その他:空き缶、ビン、電池、ビンやドリンク剤のふた、金属やプラの混じった雑貨
②-2 予約したトラックが使えない!?
退去する数日前になって
市の担当者から電話がかかってきた
「予約されているトラックですが、貸し出しできないことになりまして。6月4日にしてもらえないでしょうか?」
「え~困るんですけど、なんでですか?」
「他の要件で使用することが決まっていたのですが、予約表を修正するのを忘れておりました。」
故障でもしたのかと思ったが、予約表の処理忘れ?
若いころの私なら、ぶち切れていたかもしれない。
でも、今の勤務先のおかげで、忍耐力がついていた。
なぜなら、設備の予約を正社員に横取りされたり、手に負えなくなった仕事を締切直前になってから依頼されることは日常茶飯事だったから・・・
10年も派遣社員やっていると、「残業が増えて稼げるわ」と思うようになっていた。
今回は残業代もらえるわけでもないし、切れたところで予約した軽トラはその日に使えそうにない。
私は落ち着いた口調で、
「それは困りました~。
予約の申込書にも書いたのですが、私、引越しをするんですね。
家財道具も家電も31日までに処分するので延期されても生活できなくなりますし、泊まりで助っ人も頼んでありまして、新幹線の予約もしてあるんです。
なによりアパートを6月1日に不動産屋に引渡す契約なんですよ。
6月1日からこの市にいないのです。
なんとか・・・なりませんでしょうか?・・・・」
その担当者はしばらく考えて、
「ちょっとお時間ください。また電話します。」
と、言って電話を一旦切った。
どうなってしまうんだろう?
レンタカーとか自分でトラックを手配しないといけないのかなぁ・・
出費もかさむし、今から予約できるかなぁ・・・
(つづく)
投稿日:2024/08/09